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競馬ブログ「なか☆にっき」

競馬について考えたことやレースの感想などを書いています

サラブレ 2016年5月号発売

本日はサラブレ5月号の発売日です。「血統史たらればなし」のテーマは

  • バックパサー
  • コリーダ
  • バウアーストック

今回は単行本発売記念ということで一本多い3本立てとなっております。

バックパサーはマルゼンスキーの母父として有名ですね。コリーダは初めて牝馬で凱旋門賞を連覇した女傑。バウアーストックは優秀な子孫を生んだにもかかわらず、サラ系であったがため血が広がらなかった牝馬です。

そのほか豪華な執筆陣によるたらればなしも掲載しております。

さらにさらに、自分と担当編集者、ますざぶの行司こと近藤さんの傑作ランキングも掲載です。ここまで特集を組んでもらえたのはありがたいことです。みなさんに感謝!!

栗山先生以外のたらればなし以外に4コマ漫画は描いておりませんが、依頼があったら描きたかったです。とくに平出貴昭先生は著書の「覚えておきたい日本の牝系100」は読んでますから、一度コラボしてみたかったです。タイトルどおり日本で走っているサラブレッドの牝系を100系統紹介紹介されており、トウカイポイントとエアグルーヴが同じ牝系であるとか、意外な発見がある良書です。

2016年 桜花賞

いよいよ桜花賞ですね。メジャーエンブレムがどのように評価されているか気になったので、Twitterでアンケートをとってみました。

さすがというか、やはりというか圧倒的な支持を集めましたが、正直なところ70%ぐらい行くんじゃないかと思っていました。アルテミスSでデンコウアンジュに負けていることが、絶対的な存在ではないという印象を与えているのかもしれません。

興味深いのが「その他の馬」の項目が10%でシンハライトやジュエラーより低いことです。おそらくメジャーエンブレムに勝つ可能性があるのは、この2頭ぐらいしかいないと多くの人が考えているのではないでしょうか。

オークスですと距離とか脚質で、他馬につけいるすきはありそうな感じがしますが、桜花賞ではメジャーエンブレムでかたいという意見が大勢をしめていますね。

主役がいると勝とうが負けようがその話題で盛り上がります。

牝馬戦線はメジャーエンブレム1強、牡馬戦線はハイレベル数頭の頂上決戦と対照的ですが、それぞれ例年以上の盛り上がりを見せております。すばらしい世代ですね。

2016年桜花賞 レース結果

(2016年4月11日追記)

まさかのメジャーエンブレム4着。まさか馬券圏外に沈むとは…まさかルメールがミスるとは…

戦前は1強でしたが、実は3強だったってパターンですかね?

勝ったジュエラーはヴィクトワールピサ産駒。

サンデー孫種牡馬ってパッとしないイメージがありましたが、こんなに切れる仔を出すとは思いませんでした。ネオユニヴァースもヴィクトワールピサもそこまで切れ味自慢って感じではなかったと思うのですが…

とりあえず種牡馬・ヴィクトワールピサは幸先のよいスタートをきれたようですね。

ドリームパスポート

サクラバクシンオーの記事でもふれましたが、父のイメージをくつがえすようなタイプのサラブレッドに種牡馬としての魅力を感じます。

なのでフジキセキ産駒としては例外的存在だったドリームパスポートが種牡馬入りできなかったことは、引退して数年たったいまでももったいないと思っています。

いまでこそイスラボニータがクラシックを勝ちましたが、フジキセキはクラシックは用無しで、距離適性はスプリントから中距離という評価でした。それを最初に覆したのがドリームパスポートです。

クラシック三冠こそ2着、3着、2着と善戦こそすれ、あと一歩およびませんでしたが、距離適性は中長距離でした。三歳秋にジャパンカップでディープインパクトの2着し、この時期は同世代のメイショウサムソンやアドマイヤムーン以上の実力を持った世代最強馬だったと思います。

叔父はステイゴールドで母はトニービン産駒。長い距離がもったのはフジキセキのような硬いタイプではなく、ヨーロピアンな母に似たせいかと思います。

ステイゴールドの種牡馬デビューとブレイクがもっと早ければ、去勢はまぬがれ種牡馬入り出来たのではないでしょうか。種牡馬入りしたら高確率で成功してような気がしています。

血統史たらればなし 本日発売

本日、4コマ漫画で参加させていただいている栗山求先生の「血統史たらればなし」の単行本が発売しました。300ページ以上もあり分厚いぶん、値段は1800円と少々高めですが、血統好きのみなさんにぜひ読んで欲しい一冊です。

ウィキペディアにも記事がないようなマニアックなサラブレッドから、誰もが知っているニジンスキーやサイレンススズカまで、さまざまなサラブレッドのIFが満載です。

サラブレの掲載順ではなく、各馬の生まれた順に載っているので時系列がわかりやすく、1ページの文字量がそこまで多くないので、かなり読みやすい作りになっております。

漫画描いてる身としては、古い作品と新しい作品でだいぶ絵が違うので、掲載順じゃないことが、けっこう痛かったりはしますけれども(´・ω・`)

連載して最初の2年ぐらいは下書きからペン入れまでアナログでやってまして、仕上げの微調整にフォトショップを使っていたのですが、現在は下書きの段階からクリップスタジオを使いフルデジタルで制作しています。制作環境からして違うので、古い絵柄との絵柄の差はいかんともしがたいもんがあります。自分にとっては、ちょっとした公開処刑みたいなところもありますが、そんなとこもひっくるめて楽しんでいただければ幸いです。

当初、連載の話をいただいたときは期間は1年ぐらいと言われたのですが4年もつづき、こうして単行本まで出すことができました。応援してくれる読者のみなさんに感謝です。

サクラバクシンオー

先日、サクラバクシンオー産駒のビッグアーサーが高松宮記念を1番人気で勝利しました。

パーソロンにおけるシンボリルドルフ、サンデーサイレンスにおけるディープインパクトのように優秀な種牡馬は晩年にも傑作を出すといいますが、グランプリボスに引き続き、2頭目の「サクラバクシンオー晩年の傑作」が登場しました。

ビッグアーサーの母・シヤボナの血統がエルコンドルパサーに似ていたので、ニックスだったら面白いなと思い調べてみたところ、サクラバクシンオー×エルコンドルパサーの血統馬は全9頭。そのうち中央での勝ち上がったのは2頭でした。ニックスと強調できるような結果ではありませんね。

ちなみに母父サクラバクシンオーは父ブラックタイドとの間に、菊花賞馬キタサンブラックを出しています。ブラックタイドの全弟ディープインパクトとの相性はどうかと思い調べてみたところ、アデイインザライフ、ブランボヌールといった良駒を出しておりニックスと言っていいレベルだと思いました。

ここに来てサクラバクシンオーは初期の傑作ショウナンカンプのほかに、これから産駒がデビューするグランプリボスと、現役ですがビッグアーサーと2頭の後継種牡馬ができました。個人的にこの2頭の種牡馬としての未来は明るいと考えています。

グランプリボスは母父サンデーサイレンスで、サンデー過多の現在、種牡馬として苦戦しそうとの見方もあります。同じ母父サンデーのスクリーンヒーローが大ブレイクしてはいますが、この点は割引しなければならないでしょう。

しかし、サクラバクシンオーはマイルでも長いと言われるぐらいスプリントに特化した種牡馬でしたが、グランプリボスはマイル戦で活躍しました。この点を評価したいと思います。

この手の父親のイメージをくつがえす馬は、血統そのものの進化を感じさせます。こういうタイプは馬は種牡馬として成功するパターンが多いです。

サクラバクシンオー自体、父は中距離馬・サクラユタカオーで母は有馬記念と天皇賞(春)を制した長距離馬・アンバーシャダイの全妹です。つまり、サクラバクシンオーの血統自体は中長距離馬のそれですが、程遠いタイプの競走馬、種牡馬として活躍しました。

グランプリボスは父同様、父のイメージを覆すタイプなのでいい仕事をするような気がしています。

つづいてビッグアーサーですが、強調材料はなんといってもサンデーが入っていません。

母の血統は世界レベルで母父はキングマンボ。キングマンボは現在、サンデーサイレンスの血に対抗できる唯一の血です。成功する可能性は高いのではないでしょうか。

初期の傑作ショウナンカンプは高い種牡馬能力を持ちながら受胎率の低さがネックになっていましたが、ここに来てサクラバクシンオーのサイヤーラインは明るい見通しがたってきました。

最近、メジロライアンが鬼籍に入り、ノーザンテーストですら4代で終わることに世知辛さを感じましたが、テスコボーイはしばらく大丈夫そうです。